ちょっとコラム

ネコ型ロボットの四次元ポケットを考えた

子どもの頃にテレビで未来の社会を見たとき、
「本当にこうなるのかなぁ」なんて思いませんでしたか?

特にネコ型ロボットの漫画は衝撃的でした。
22世紀からやってきたロボットがお腹のポケットから不思議な道具を出す。
どんな場所へも行けるドア。
過去や未来に行ける乗りもの。体に取り付けると自由に空を飛べるプロペラ、など。

私たちは「欲しい!」と強く思えばいろんな発明ができると考えていたと思います。
でも、それって本当でしょうか?

たとえば、パソコン。
ノートに手書きをしていた時代にパソコンのような機械が欲しいと思ったでしょうか?

たとえば、インターネット。
直接会うか電話、手紙しかコミュニケーション方法がない時代に
電子的な方法でやり取りがしたいと思ったでしょうか?

たとえば、スマートホン。
電話とパソコン、カメラが一体になった機械を使いこなしたいと思ったでしょうか?

実際にそれを発明した人は強く「必要だ!」と思ったでしょう。
しかし、完成した商品やサービスを利用した私たちは、
最初は半信半疑で、使うにつれて「自分の生活にこれは必要だ!」
と感じるようになったと思うのです。

「必要は発明の母」ということわざがありますが、
今の時代は「発明は必要の母」ということもできるかもしれません。

使うにつれて必要になってしまう。

う~ん。

でも「発明は必要の母」というと「人間が道具に使われている」ような印象があります。
結局、素晴らしい道具を使い、素敵な生活をおくるのは私たちの心次第なのかもしれません。

日本高速情報センター協同組合 代表理事 草野 崇
(ETC高速代・ガソリンの経費精算業務をサポートします)

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