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私たちは自分が何者なのかが分からない状態に耐えられません。
ですから、周囲から言われた自分への評価を意識してしまいます。
「やっぱりそうだったのか」
「それは違う。絶対にそんなことはない」
その結果、自分を肯定する場合も否定する場合も同じように、
他人からの評価を自分の心の軸にしてしまうのです。
しかし、この評価は生まれた時から決まっていたというとそうではありません。
生きていく中で現在たまたまそう思われただけです。
初めて訪れた町で雨がしとしとと降っている様子を見て
「この町はいつも雨が降っている」
と思ってしまうのと同じかもしれません。
実際は、晴れる日もあれば雨が降る日もあり
たまたま訪れた時は雨が降っていたということ。
物事は目には見えないところで深く関わりあっていて
永遠に変わり続けています。
今の自分はこれからもずっと変わらないということはありません。
自分のことを人に伝える時、または人から評価された時、
これからはこう付け加えましょう。
「今のところはね」
日本高速情報センター協同組合 代表理事 草野 崇
Instagram ― 言葉のお絵描き五七五七七
note ― かんたんで、みじかいお話
service ― お客様の課題解決
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