
髪の毛をピンピンに立てて、
ヨレヨレのTシャツにビリビリのジーパン、
そしてドロドロの安全靴。
私が高校生の頃の服装です。
小学6年生の時にザ・モンキーズで洋楽を知り
ハードロック(ディープパープルやレッドツェッペリン)を聞き
ボブ・ディランにハマった頃に、ブルーハーツを知りました。
その後はお決まりのコース、パンク一色でした。
当時の私は「心の中のモヤモヤを爆発させたい」
という気持ちだったように思います。
ですが、同時に池坊でいけばなも習っていました。
仕事帰りの女性や主婦の中にパンクな風貌の私がいるわけです。
たまに、先生が飼っているゴンという大きなシェパードが
破れたジーパンから出ている私の膝をペロペロ舐めにきました。
なぜ当時の私がいけばなをしようと思ったのかを思い返してみました。
たぶん、いけばながとても新しく感じられたからだったように思います。
朝から晩までバンド漬けの私のことなので深く考えたわけではなく、
今になって振り返るとそう思うだけで、後付けの理由なのですが。
でも、新鮮に感じるかどうかは
新しいか古いかといった「年数が経っているか」は関係ありません。
実際に最近の若者は昭和歌謡を聞いて「新しい」と感じています。
結局、自分の心のフィルターを取り外してありのままを受け入れる
ということが大切なんですね。
日本高速情報センター協同組合 代表理事 草野 崇
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