福岡県北九州にある「いのちのたび博物館」に行った時の話です。
ここは「生命の誕生から現在までの歴史をたどる」というテーマの博物館です。
博物館内に入ると3階部分まで吹き抜けになっていて、
真ん中に大きな恐竜の骨格標本がそびえ立っています。
私が「おー。大きいねー。あれは何ていう恐竜?」というと
息子がすかさず「あれはセイスモサウルス!!」
「どうして恐竜はあんなに大きいのかな?」というと、
またもや息子がすかさず「ある植物を食べてたら・・・・・」
早口でまくし立てるように説明してくれます。
自宅に帰り、「どうして子どもは恐竜が好きなのかな」と思い
息子の図鑑で復習をしました。
大昔の生き物は「おかしな形」のものばかりです。
と、あるページにとんでもないほ乳類を見つけました。
頭が馬で、体はゴリラ。ゴリラのように歩いて、木の葉っぱを食べる。
名前はカリコテリウム。
頭の中が混乱するくらいに変な格好です。
気になって気になって仕方がないので後日また図鑑を出して見直しました。
・・・やっぱり変な格好です。
しかし、大昔の生き物からすれば、
今生きている私の方が毛が薄くて変な格好なのかもしれません。
たぶん、「なぜお前はガリガリに痩せていてそんなに毛がないんだ?」
と聞かれるでしょう。
空の雲が形を変えながら流れていくように、
今私たちが見ている世界は
変わり続けている中の一瞬ということを忘れてはいけません。
日本高速情報センター協同組合 代表理事 草野 崇
(ETC高速代・ガソリンの経費精算業務をラクにします)
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