ちょっとコラム

小さな神様

今年はとても暑い夏でしたが、
季節が過ぎれば秋になり、冬が訪れます。

東北や北海道では初雪の便りが届くようになりました。

11月は、10月(神無月)に出雲へ出かけた神々が地元へ帰ってくる月であり、
その年の収穫を感謝する月でもあります。

神様と近くなる月なんですね。

神様が身近な存在なのは日本ならではの考え方だと思います。
もちろん私たちの生活に多くの恵みをもたらしてくれる大きな存在なのですが、
「出雲へ出かけて帰ってくる」なんて親戚のおじさんやおばさんみたいで
可愛らしいイメージを持ってしまいます。

信仰とは関係なく、たとえば小人やコロボックルのような神様が
鉛筆やコップに隠れて時々私たちをちょっと助けてくれていると思ったら、
孤独感や疎外感で苦しむことが少なるかもしれません。

芸術、食欲、運動の秋ですが、空想の秋を付け加えるといいかもしれませんね。

日本高速情報センター協同組合 代表理事 草野 崇

Instagram ― 言葉のお絵描き五七五七七
note ― かんたんで、みじかいお話
service ― お客様の課題解決

関連記事

  1. なぜ紅葉を「狩る」のか?
  2. 魚の呼び方
  3. その青は何色?
  4. ゆく年くる年
  5. おおきなきがほしい
  6. 絵の具の色と光の色
  7. 濡れたハンカチ
  8. 桜の絵

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリー

PAGE TOP