肌寒くなってくると、秋を楽しみたくなります。
イチョウの葉が黄色く色づくと銀杏が食べたくなったり、
美しい夕日を見ると小説を読みたくなったり
いつもと違う道で帰りたくなったり。
考え出したらキリがありませんが、
秋ならではの楽しみと言えば紅葉狩りです。
紅葉狩りとは野山に出かけて紅葉を楽しむこと。
なぜ紅葉を「狩る」というのでしょうか。
鎌倉時代の短歌でも使われていた言葉で、
実際に枝を折ったりするわけではありません。
「歩き回って紅葉を鑑賞する」ことを「狩りに行く」と呼んだそうなのです。
平安時代には「桜狩り」という言い方もしていました。
自然・季節の恵みを探して歩き回ることを
「狩る」と言い換えたなんて粋ですね。
日本高速情報センター協同組合 代表理事 草野 崇
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