JAHIC 日本高速情報センター

日本高速情報センター協同組合

情報誌「未来情報局」

運転中のお礼や合図はルールがあるの?

なに?なぜ?素朴な疑問

日頃なにげなく見過ごしている物事の中に、改めて考えたら「なに?」「なぜ?」と思うことがたくさんあります。そこで、いろんな疑問(個性的な疑問にも)を真剣に考えます。

質問

クルマを運転中、道を譲ってくれた際に対向車や後続車等へお礼をしたいのですが、ルールはありますか?

回答

対向車や後続車、前方車両に合図やお礼をする場合、意思疎通ができないと事故につながる可能性があります。
多くのドライバーが行う合図は次の3つがあります。

①パッシング・・・車のヘッドライトのハイビームを点滅させる。
・後続者が ➡ 「進路を譲れ」という合図
・交差点や右折する時に対向車が ➡ 道を譲ってくれている合図
・何もないところで ➡ 「ライトが点きっぱなし」「ハイビームになっている」

②ハザード・・・前後左右全てウインカーを点滅させる。
・高速道路などで前方車両が ➡ この先で渋滞しているので減速してという合図
・道を譲った際に譲ってもらった車が1〜3回点灯 ➡ ありがとう
・強引な運転をしてしまった ➡ ごめんなさい

③クラクション・・・警告音を鳴らす。警笛。
クラクションは道路交通法第54条で「左右の見通しのきかない交差点」
「見通しのきかない上り坂の頂上で標識による指示がある場所」等が使用すべき場所と定められています。
これ以外では感謝の意味で鳴らすことがありますが、状況によってはトラブルのもとになる可能性があるので注意が必要です。

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