春になると毎年、社会人なりたての頃を思い出します。
大学を卒業後、私は印刷会社に就職し印刷職人になりました。
最初の仕事は名刺や封筒の印刷です。
難しい内容ではないのですが始めたばかりの私は上手くできませんでした。
すぐにインクが真っ黒になったり紙がグシャグシャになったりするのです。
その度に先輩職人から教えてもらい再度挑戦します。
それでもできない。
結局、一日かかっても何もできないこともありました。
自分はこの仕事に向いていないのか?
何度もそう思いました。
そんな日が続いたある時です。
それまでただの機械にしか見えなかった印刷機が
いろんな表情をしていることに気づいたのです。
日本語に魚の呼び方がたくさんあるように
砂漠の国にラクダの呼び方がたくさんあるように
自分の心と密接な関係になるほど物事は様々な色、様々な姿に見えてくる。
半世紀生きてきて新しいことを始めるたびに、このことを思い返すようにしています。
日本高速情報センター協同組合 代表理事 草野 崇
Instagram ― 言葉のお絵描き五七五七七
note ― かんたんで、みじかいお話
service ― お客様の課題解決
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。